『和泉市の歴史5 府中地域の歴史と生活』刊行

2024/06/14

和泉市の歴史5地域叙述編5として『府中地域の歴史と生活』を出版しました。

全9巻のうち8冊目の刊行です。

 

内容

『和泉市の歴史』地域叙述編の第5巻となる本書では、旧和泉町の範囲(およそ和泉中学校区・郷荘中学校区)における先史から現代までの歴史を紹介します。古代に和泉国の国府が置かれたこの地で、人びとはどのような歴史を歩んできたのでしょうか。

A5判 554ページ オールカラ―。

目次

地域史を叙述する(塚田 孝)

第1部 和泉平野の生活のはじまり

第1章 「府中」地域の歴史のはじまり(岸本直文・乾 哲也)

コラム1.和泉地域有数の規模を誇る高地性集落 観音寺山遺跡(上田裕人)

第2章 「府中」地域の中心性(岸本直文・千葉太朗)

コラム2.六世紀における「府中」地域の灌漑整備(岸本直文)

第2部 和泉と古代王権

第1章 倭王権との結びつき(鷲森浩幸)

第2章 律令制下の和泉郡と府中(磐下 徹)

第3章 和泉郡の神がみ(栄原永遠男)

第3部 中世和泉府中・国衙と地域

第1章 中世前期の和泉国府・府中と地域社会(廣田浩治・大澤研一)

第2章 府中地域の中世村落と民衆生活(村上絢一)

第3章 中世後期の府中と地域社会(仁木 宏・大澤研一)

コラム3.小栗街道沿いの仏像(田中健一・𠮷原忠雄)

第4部 「府中」地域の村・用水・座

第1章 江戸時代の「府中」地域(三田智子・山下聡一)

コラム4.和泉国慶長国絵図に描かれる「府中」地域(三田智子)

第2章 谷山池用水をめぐる地域秩序(塚田 孝)

第3章 府中村の近世(山下聡一)

コラム5.府中村の医家竹田家(永𡌛啓子)

第4章 村むらの生活世界(町田 哲・齊藤紘子・熊谷光子・塚田 孝)

第5部 都市化の進展と伝統社会の変容

第1章 近代行政村の成立と展開(森下 徹)

第2章 産業経済の発展と市街地再開発(高岡裕之)

コラム6.和泉府中駅前(府中一二六〇番地)の工場について(高岡裕之)

コラム7.高度経済成長期の和泉府中駅前商店街(初田香成)

コラム8.和泉を生きる(人見佐知子)

第3章 「府中」地域における町とその変容(佐賀 朝)

むすび 「府中」地域の現在(広川禎秀・森下 徹)

和泉市の歴史5_リーフレット

販売場所など

1冊2857円+税で、市役所5階にある文化遺産活用課の窓口、いずみの国歴史館、信太の森ふるさと館、池上曽根弥生情報館、久保惣記念美術館にて販売しています。一般書店やインターネットでもお買い求めいただけます。

 

第2回自然観察会(信太の森ふるさと館)

2024/06/14

第2回自然観察会_チラシ

 

ホトトギスを聴く

ホトトギスは夏を告げる鳥として、昔から和歌に詠まれてきました。
『枕草子』の作者である清少納言も、ホトトギスの声を聴きに出かけています。
初夏の風を感じながら、ホトトギスの鳴き声を聴き、信太山丘陵で植物観察をしませんか。

 

開催日

令和6年(2024)6月22日(土曜日)

午前9時30分~午後0時30分(雨天中止)

 

場所

集合場所:信太の森ふるさと館

観察場所:惣ヶ池・大野池周辺

 

定員

先着20人(小学3年生までのお子さんは保護者同伴)

 

申し込み

令和6年(2024)6月5日(水曜日)より受付開始。

お電話(0725-45-0605)、または直接ご来館の上お申し込みください。

 

費用

100円(保険料)

 

このイベントに関するお問い合わせ先

信太の森鏡池史跡公園・信太の森ふるさと館

〒594-0004

和泉市王子町914-1

開館時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時45分まで)

電話・ファックス:0725-45-0605

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、祝日の翌日、年末・年始

入館料:無料

交通&アクセス

  • JR阪和線「北信太駅」南へ徒歩20分
  • 南海バス北信太駅筋より「鶴山台方面」行き乗車「鶴山台センター前」下車数分

 

いずみの国歴史館冬季特別展「文楽にみる葛の葉伝説―葛の葉の世界―」が開催中です!

2024/01/15

文楽にみる葛の葉伝説―葛の葉の世界―」チラシ

 

全国的に有名な「葛の葉伝説」は、和泉市の北部、信太地域にのこる伝説です。

この伝説が広まった背景には、人形浄瑠璃や歌舞伎の演目として知られる『蘆屋道満大内鑑』があります。

江戸時代に誕生したこの演目は、人々に愛され続け、いまも上演されています。

今回の特別展では、人形浄瑠璃文楽『蘆屋道満大内鑑』の舞台写真で、物語の世界をご覧いただきます。

あわせて国立文楽劇場所蔵の人形浄瑠璃文楽に関する資料や、文楽座の人形浄瑠璃公演のパンフレット(個人蔵)や、

信太の森ふるさと館保管の『蘆屋道満大内鑑』『葛の葉伝説』に関連する浮世絵や絵画を展示し、

人形浄瑠璃文楽や『葛の葉伝説』についてもご紹介します。

 

 

関連イベント

1.ギャラリートーク

人形浄瑠璃文楽『蘆屋道満大内鑑』の舞台写真を撮影した写真家 出上 実氏によるギャラリートーク。

日時:2024年1月28日(日曜日)13:30~14:30

会場:いずみの国歴史館

2.記念講演会「中国、韓半島から日本への芸能の渡来」

講師:飛鳥 大五郎(舞太鼓あすか組代表)

日時:2024年2月24日(土曜日)13:30~15:45

会場:まなびのプラザ会議室(いずみの国歴史館)

 

詳しくは、チラシをご覧ください。

 

 

会 期 

 令和6年1月13日(土)~令和6年3月24日(日)

 

場 所

和泉市いずみの国歴史館

和泉市まなび野2番4(まなびのプラザ内)

電話・ファックス 0725-53-0802

開館時間 10:00~17:00(最終入館16:30)

休館日 月曜日(祝日は開館)・祝日の翌日(土日は開館)・展示入替期間・年末年始

【信太貝吹山古墳 】現地説明会のおしらせ

2023/11/27

和泉市にある古墳のひとつ、信太貝吹山古墳をご存じですか?

北信太駅近くに位置する、全長60mの帆立貝型古墳です。(くわしくはこちらから)

市では、信太貝吹山古墳の発掘調査を継続的に行っています。

令和5年度の発掘調査においては、良好な状態で埴輪列と葺石が出土しました。

そこで、この度現地説明会を開催し、発掘調査の成果を紹介します!

普段は見れない発掘によって見つかった成果を見る貴重な機会となっています。

申込などは不要ですので、みなさまぜひお気軽にご参加ください!

 

 

現地説明会

日 時:令和5年12月3日(日)

場 所:信太貝吹山古墳

    〒594-0003 大阪府和泉市太町

第1回:午前10時30分から

第2回:午後1時から

*いずれも30分程度

 

事前申込は不要です。直接、信太貝吹山古墳にお越し下さい。

※駐車場はありません。雨天の場合は中止となります。

 

お問い合わせ

〒594-8501 大阪府和泉市府中町二丁目7番5号
和泉市 教育委員会生涯学習部 文化遺産活用課

電話: 0725-99-8163(直通)

ファックス:0725-41-0599

メール:bunshin@city.osaka-izumi.lg.jp

【目標金額300万円 ガバメントクラウドファンディング実施中!】池上曽根遺跡に多目的ステージをつくろう!【12月31日まで】

2023/11/20

池上プレイステージプロジェクト第2弾!多目的ステージをつくろう!
ガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税)を実施中です!

 

どんな風に変わるの?

大阪府和泉市を中心に広がる全国屈指の弥生時代の大環濠集落・池上曽根遺跡。史跡公園には、弥生時代最大級の大型掘立柱建物「いずみの高殿」と大型くり抜き井戸「やよいの大井戸」が復元されています。
地域のランドマークとして親しまれてきた池上曽根遺跡も、令和8(2026)年に史跡指定50周年、史跡公園開園25周年という節目の年を迎えます。それを機に、ピクニックやスポーツ、イベントが楽しめる弥生の風薫る緑の広場や、スケボーなどのローラースポーツもできる、弥生と現在が交差するコンクリートの復元広場を整備し、史跡公園の一部リニューアルを行います。

 

寄付者へのお礼(希望者のみ)

\池上曽根遺跡の歴史に名前を残せるチャンスです!/
★1万円以上のご寄附をいただいた方は、多目的広場にお名前(希望者のみ)を掲出します。
★10万円以上のご寄附をいただいた方は、多目的広場にお名前と手形(希望者のみ)を残します。

 

返礼品について

『和泉市の歴史』『こがねちゃんとでかけよう!いずみ歴史さんぽ』

(市内の方には返礼品の提供はございませんのでご注意ください。)

 

税額控除について

和泉市ふるさと納税(ガバメントクラウドファンディング)では、通常のふるさと納税と同様に、税金控除(寄付金控除)の対象になります。和泉市内在住の方も税金控除の対象となります。

 

目標金額

300万円

 

期限

<<<<<令和5年(2023)12月31日まで>>>>>

 

▼ご寄付はこちらから▼

ふるさとチョイスWEBサイト

 

 

~~あなたの手で、池上曽根遺跡という先人たちの営みを形に残しませんか?~~

 

お問い合わせ

〒594-8501 大阪府和泉市府中町二丁目7番5号
和泉市 教育委員会生涯学習部 文化遺産活用課

電話: 0725-99-8163(直通)

ファックス:0725-41-0599

メール:bunshin@city.osaka-izumi.lg.jp

 

 

和泉市文化財活性化推進実行委員会ブログ