2023年4月

展示が始まりました!ー「黒鳥村文書」からみた中世社会

2023/04/18

4月15日(土)より、和泉市いずみの国歴史館令和5年度春季企画展 「『黒鳥村文書』からみた中世社会」の展示が始まりました。
この展示では、大阪府指定文化財である「黒鳥村文書」全44通を一挙公開します。
「黒鳥村文書」は平安時代から室町時代に書かれた古文書で、中世の開発・流通・信仰に関する内容を読み取ることができます。
また黒鳥町長楽寺での調査で見つかった仏像・仏画・経典なども紹介。
全国的にも貴重な「黒鳥村文書」をぜひご覧ください。

展示期間は5月14日(日)までの1ヶ月間になっております。お早めにお越しください。

詳しい展示内容や概要は前回の投稿記事や和泉市のホームページからご覧ください。

 

この展示に際して、3月に開催し好評をいただいた 第3回和泉市文化遺産フォーラム「『黒鳥村文書』からみた中世社会」のアーカイブを期間限定で配信します!

このフォーラムでは、仁木 宏氏(大阪公立大学 教授)、大澤 研一氏(大阪歴史博物館 館長) 、村上 絢一氏(和泉市教育委員会 学芸員)、向井 伸哉氏(大阪公立大学 准教授)の4人が登壇し、「黒鳥村文書」を解き明かし、フランス史との対比のなかで日本における中世社会の特質を考えます。

今回の展示資料「黒鳥村文書」の理解にぜひお役立てください。

 

視聴はこちらから

和泉市文化財活性化推進実行委員会のYouTubeチャンネル

配信期間:令和5年(2023)4月15日(土曜日)~5月14日(日曜日)
無料(通信費は視聴者負担)・申込不要
録画・録音はご遠慮ください。

「黒鳥村文書」からみた中世社会(和泉市いずみの国歴史館 令和5年度春季企画展)

2023/04/06

「黒鳥村文書」からみた中世社会_和泉市いずみの国歴史館令和5年度春季企画展チラシ

大阪府指定文化財「黒鳥村文書」は、現在の和泉市黒鳥町にまつわる平安時代から室町時代に書かれた古文書です。中世の開発・流通・信仰に関する内容から、全国的にも貴重な史料として知られています。今回の企画展では「黒鳥村文書」44通を一挙全点公開します。また、近年の黒鳥町長楽寺の調査で発見された、「黒鳥村文書」と同時代の仏像・仏画・経典などを速報的に展示します。

概要

場所

和泉市いずみの国歴史館

〒594-1152 和泉市まなび野2番4(宮ノ上公園内 まなびのプラザ)

電話・ファックス: 0725-53-0802

開館時間

10時~17時(最終入館:16時30分)

入館無料

期間

令和5年(2023)4月15日(土曜日)~5月14日(日曜日)

期間中の休館日

4月17日、4月24日、5月1日、5月8日(いずれも月曜日)

 

主な展示資料

大阪府指定文化財「黒鳥村文書」44通(全点)[和泉市教育委員会所蔵]

  • 「立石家文書」8通 鎌倉時代~室町時代
  • 「河野家文書」36通 平安時代~室町時代

 

黒鳥町長楽寺旧蔵資料[黒鳥第一町会所蔵]

  • 薬師如来坐像 平安時代~鎌倉時代
  • 大般若経 平安時代~鎌倉時代
  • 仏画 室町時代
  • 棟札 江戸時代

 

記念講演会

「歴史と民衆の発見ー「黒鳥村文書」が問いかけるものー」

日時:令和5年(2023)4月22日(土曜日)午後1時30分から

講師:上川通夫(愛知県立大学教授)

定員:50人

申込:当日先着順(受付開始は午後1時から)

会場:まなびのプラザ(いずみの国歴史館)会議室

参加費無料

会場・お問い合わせ

和泉市いずみの国歴史館
〒594-1152 和泉市まなび野2番4(宮ノ上公園内 まなびのプラザ)
電話・ファックス 0725-53-0802

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