【刊行物】和泉市史紀要第27集『近世和泉の村と支配』発売中!
江戸時代の村はどんな姿をしていたの?人口は?生産力は?
和泉市は誰の領地だった?近所にある池っていつからあった?
そんな「?」の答えがこの一冊に載っています。
市史編さん室がこれまでに収集してきた史料をもとに、江戸時代のさまざまな情報をデータ化、「史料編」として掲載しました。「論考編」には関係論文5本を収録。
この1冊で江戸時代の和泉市の村と支配が見えてきます。
和泉市史紀要第27集『近世和泉の村と支配』 価格:1,500円
和泉市役所文化財振興課窓口、和泉市いずみの国歴史館、信太の森ふるさと館でお買い求めいただけます。
目次
1論考編
「17世紀から18世紀の和泉の所領配置」 熊谷 光子
「元禄4年の寺社改めと村の寺」 羽田 真也
「和泉国伯太藩の家中形成と大坂定番―「家老」の家々の来歴から」 齊藤 紘子
「近世和気村の村落構造―座と村政の両面から」 安浪 皓星
「近世中後期今在家村の村落構造」高濱はるな
2史料編
図表
史料翻刻 元禄17年信太暦
「『信太暦』の発行停止と信太陰陽師藤村氏―信太暦に関する史料紹介―」 細田 慈人
【イベント】和泉市歴史ウォーク2017 第2弾を開催しました。
去る1月27日(土)、和泉市歴史ウォーク2017の第2弾、
国学の祖・契沖を訪ねて②「契沖と万町村・伏屋家」を開催しました。
数日前から寒波が押し寄せ、どうなることかと心配していましたが、当日は寒さもいくぶん和らいでいました。
(とはいえ、やはり寒いのですが。。。)
今回は、契沖を支えた万町村・伏屋家にスポットを当て、万町周辺の契沖ゆかりの地を巡りました。
石碑「国学発祥之地」(石尾中学校横)や、府史跡 契沖養寿庵跡、小寺(天受院)などを見学しました。
最後は、万町町民会館にて、いずみ歴史トーク(講演会)。
「伏屋家と万町村―契沖を支えた家の姿―」と題して、羽田真也さん(飯田市歴史研究所研究員・和泉市史編さん調査執筆委員)にお話しいただきました。
ウォーク参加者の方に加え、地元住民のみなさんにもたくさんお越しいただき、会場は超満員!
みなさん熱心聞き入っておられ、参加者アンケートでも大好評でした!
最後になりましたが、ウォーク参加者のみなさま、寒い中お疲れ様でした。
また、地元万町のみなさまにはたいへんお世話になりました。
この場をお借りしまして、主催者一同お礼申し上げます。
2017年度の和泉市歴史ウォークはこれにて終了ですが、来年度も楽しいイベントを継続していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!
【イベント】和泉市歴史ウォーク2017 国学の祖・契沖を訪ねて2【申込受付中】
歴史ウォーク第2弾のお知らせです。
「契沖シリーズ」の第2回目、今回は万町を訪ねます。
和泉市歴史ウォーク2017 国学の祖・契沖を訪ねて2
「契沖と万町村・伏屋家」
開催日 平成30年1月27日(土)
じかん 午後1時から午後4時まで
コース 和泉中央から万町までの約2.5kmをウォーキングします。
解説ポイント
石碑「国学発祥之地」(石尾中学校横)/大阪府史跡 契沖養寿庵跡(旧伏屋家)/万町町民会館にて講演会
講演会 いずみ歴史トーク「伏屋家と万町村―契沖を支えた家の姿―」
講師 羽田 真也氏(飯田市歴史研究所研究員/和泉市史編さん調査執筆委員)
定員 50名(事前申し込み要、応募者多数の場合は抽選)
★参加費無料/雨天決行
事前のお申込みが必要となりますので、ご注意ください。
申込み締め切りは、12月18日(月)必着です!!
申込方法
往復はがきまたは、和泉市ホームページ内のお問い合わせフォームに必要事項(住所、氏名、年齢、電話番号、イベント名)を記載の上、和泉市文化財活性化推進実行委員会事務局(和泉市教育委員会文化財振興課気付)までお申し込みください。
※はがき1枚、メール1通で2名まで申し込み可能。(同行者の方の氏名もご明記ください)
※応募者多数の場合は抽選となりますので、ご了承ください。
※当落のご連絡は、12月下旬に発送予定です。
問合先、申込先
和泉市文化財活性化推進実行委員会事務局
〒594-8501 和泉市府中町二丁目7番5号
電話 0725-99-8163
FAX 0725-41-0599
メールでのお問い合わせ、お申込みはこちらをクリック
こんにちは。和泉こがねです。~「イチオシ!」展再挑戦の巻
和泉市いずみの国歴史館平成29年度秋季企画展示「イチオシ!」。
先日、和泉こがねちゃんがレポートしてくれましたが、まだ展示準備中だったのです。。。
くわしくは、過去の記事をご覧ください、、、 https://izbun.jp/blog/63
こがねちゃん、第2回目のレポートはうまくできたかな…?
はいは~い!
和泉こがねです。
この前は入れなかった展示室に潜入してみたよ♪
文化財を担当している職員みんなの「イチオシ!」を集めた展示なんだって!
ポスターもいろんな文化財の写真が載っているね。
えっと、、、須恵器とか、お坊さんの絵とか、、、ほ・・・骨の絵まで…!!
展示室のようすだよ!
この後は、いずみの国歴史館の学芸員さんが紹介してくれます!
和泉市いずみの国歴史館ブログ
http://ic-rekishikan.jugem.jp/?eid=60
こがねのお気に入りはね・・・・解剖図とねぇ、日本刀とねぇ、小袖も綺麗だったし、、、一つに絞れないかな…。
会期は12月17日までです。
みなさまお見逃しなく!!
以上、和泉こがねちゃんのレポートでした!
【イベント】和泉市歴史ウォーク2017 第1弾を開催しました。
ここ数日ぐっと冷え込んで、真冬のようですね。
みなさまお元気ですか??
さて、去る11月18日(土)、和泉市歴史ウォーク2017 国学の祖・契沖を訪ねて1を開催しました。
契沖は、古典研究の先駆者であり、のちに「国学の祖」とも評される人物です。
もとは尼崎出身のお坊さんなのですが、30歳代の数年間を和泉の久井村と万町村で過ごしたといわれています。
今回は、契沖を取り上げたウォークの第1弾ということで、久井町を訪問しました。
当日は朝から雨模様…どうなることかと心配しましたが、開会式のころにはやんでいました!
これは担当者の日頃の行いが良いからでしょうか…(笑)
和泉市久保惣記念美術館をスタートして、総勢約50名がひたすらウォーク!
本当は松尾川沿いの道を、紅葉を楽しみながら歩くはずだったのですが、路面状況が悪く、やむなくバス通りを行きました。
少しかすんでいますが、色づいた木々が見えますね。
久井町に到着しました。
職員が、松尾川沿いの歌碑について説明しています。
地蔵寺さんにもお邪魔しました。
ほかにも、契沖が愛したといわれる井戸も見学させていただきました。
最後は、久井町会館での講演会「いずみ歴史トーク」です。
契沖研究会の会長 吉原栄徳先生のご講演でした。
地元久井町の方々もお越しくださり、会場はほぼ満席!
契沖は久井村で滞在している間、膨大な数の書物を研究し、のちの学問の礎を築いたといわれています。
久井での日々があったからこそ、契沖は偉業を遂げられたのでしょうね。
吉原先生、楽しいお話をありがとうございました。
歴史ウォークの第2弾は、平成30年1月27日の開催です。
参加申し込みの方法など、改めて告知いたします。
最後になりましたが、参加者のみなさまお疲れさまでした。
また、久井町のみなさま、和泉市文化財保護委員のみなさま、和泉市観光ボランティアクラブのみなさま、ありがとうございました。