知ってる?信太山の古墳たち(信太の森ふるさと館特別展)
概要
信太の森ふるさと館では、令和4年度特別展「知ってる?信太山の古墳たち」を開催中です。和泉黄金塚古墳、丸笠山古墳、信太貝吹山古墳などの発掘成果をわかりやすく紹介し、出土した埴輪や須恵器などを展示しています。
展示内容
1章「古墳ってなんだろう?」
2章「信太に登場した前方後円墳~和泉黄金塚古墳と丸笠山古墳~」
3章「いろいろな埴輪と古墳~信太貝吹山古墳と菩提池西古墳群~」
4章「小さな古墳がいっぱい?!~信太千塚古墳群~」
会期
令和4年(2022)8月13日(土曜日)~10月10日(月曜日・祝日)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、祝日の翌日(9/24は開館)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時45分まで)
場所:信太の森ふるさと館(〒594-0004 和泉市王子町914-1)
TEL/FAX:0725-45-0605
入館料:無料
展示のようす
「初公開!信太山から発掘された弥生時代の鏡」展示紹介
信太の森ふるさと館では、令和3年(2021)の発掘調査で見つかった弥生時代の青銅鏡を展示しています。
見つかったのは、ふるさと館の近くにある弥生時代の集落遺跡「惣ヶ池遺跡」です。
今回の展示は、ご地元のみなさまにいち早く発掘成果をお知らせする里帰り展となります。
保存処理を終えた青銅鏡の実物をぜひご覧ください。
なお、地元の水彩画教室による「みずえ教室水彩画展」を同時開催中です。
ぜひお越しください。
会期
令和4年(2022)7月8日(金曜日)から令和4年8月7日(日曜日)まで
休館日は祝日を除く月曜日、祝日の翌日(土曜日・日曜日除く)
開館時間は午前10時から午後5時まで入館は午後4時45分まで
場所
信太の森ふるさと館
住所:和泉市王子町914-1電話・ファックス:0725-45-0605
注意事項
検温、消毒、マスクの着用などの感染症対策をお願いします。
「あしあと―近現代の和泉市―」展示紹介2
和泉市いずみの国歴史館 令和3年度冬季企画展「あしあと―近現代の和泉市―」は会期の後半を迎えました。テーマは行政・戦争・教育・開発。今回は教育と開発に関する展示資料の一部をご紹介します。
【期 間】令和4年(2022)1月15日(土曜日)から令和4年(2022)3月21日(月曜日・祝日)
【開館時間】午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
【休 館 日】毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、祝日の翌日(土日の場合は開館)
1 「小学読本」 明治6年(1873)
明治時代に刊行された教科書。文部省が編纂した内容を堺県の御用製本所が木版刷りで刊行しました。写真の『小学読本』は、堺県が明治6年(1873)に納花村に設置した四十三番小学のもの。現在の国分・平井・黒石・納花・鍛冶屋・浦田・万町・三林・和田の各町に住む子どもたちが通いました。
2 和泉市内を走る鉄道の資料(個人蔵) 昭和~平成
昭和4年(1929)に開通した阪和電気鉄道は、昭和15年(1940)に南海電鉄山手線となり、昭和19年(1944)に国有化されました。これが現在のJR阪和線の前身です。昭和46年(1971)には泉北高速鉄道の中百舌鳥ー泉ヶ丘間が開通し、昭和52年(1977)には光明池駅まで延伸され、平成7年(1995)には和泉中央駅まで延伸されました。ここでは阪和電鉄の切符などを展示しています。コレクターの熱い想いが伝わってくるようです。
3 旧広報課「市制施行・庁舎竣工記念行事 スナップアルバム」
令和3年(2021)の旧庁舎整理時に発見されたアルバム。昭和33年(1958)10月27日に行われた開庁式の様子などが写されています。テープカットは当時の横田磯治市長。昭栄通りや府中中央通りの街並みも収められています。
4 昭和45年(1970)信太山惣ヶ池遺跡保存要求署名簿
1960年代に行われた鶴山台団地の造成時には、弥生時代の高地性集落跡「惣ヶ池遺跡」が発見されました。この頃「池上曽根遺跡」や「観音寺山遺跡」もまた開発にともなう遺跡の破壊に直面しており、地元住民や市民団体は、和泉三大弥生遺跡を守る実行委員会を結成して、遺跡の保存運動を展開しました。昭和43年(1968)には和泉市議会も、三大弥生遺跡保存要請決議を採択しています。
5 昭和45年(1970)撮影「学校航空写真」アルバム
令和3年(2021)の旧庁舎整理時に発見されたアルバム。半世紀前に撮影された市立小学校の航空写真には、田畑の多い当時の風景が写されています。
6 開業当初の和泉中央駅周辺写真
和泉中央駅は、平成7年(1995)に開業しました。それに先立つ平成3年(1991)には、いぶき野・はつが野・まなび野・あゆみ野の新町名が定められており、平成4年(1992)には、いぶき野地区で「街びらき式」が行われていました。この写真には、駅周辺の商業施設やマンションが建設される以前の様子が写されています。
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このほかにも多数の資料を展示しています。ぜひお越しください。
和泉市いずみの国歴史館
〒594-1152 和泉市まなび野2番4(宮ノ上公園内 まなびのプラザ)
電話・ファックス 0725-53-0802
令和3年度 児童絵画展
幸小・信太小・鶴山台南小・鶴山台北小にまなぶ児童のみなさんの力作を展示します。
皆様のご来館をお待ちしております。
開館時間:午前10時から午後5時(入館は午後4時45分まで)
場所:信太の森ふるさと館(王子町914-1)
電話・ファックス:0725-45-0605
※新型コロナウイルス感染症対策として、当館入口での【手指消毒】と【検温】をお願いしております。
「あしあと―近現代の和泉市―」展示紹介1
和泉市いずみの国歴史館(まなび野2番4)では、令和3年度冬季企画展「あしあと―近現代の和泉市―」と題して、和泉市にまつわる明治時代から現代までの歴史資料を展示しています。
【期 間】令和4年1月15日(土曜日)から令和4年3月21日(月曜日・祝日)
【開館時間】午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
【休 館 日】毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、祝日の翌日(土日の場合は開館)
テーマは行政・戦争・教育・開発。
今回は行政と戦争に関する展示資料の一部をご紹介します。
1 「五榜の掲示」慶応4年(1868)3月
教科書にも登場する明治新政府の「五榜の掲示」。泉州では堺県を通じて発布されました。写真は「切支丹宗門」(キリスト教)と「邪宗門」(よこしまな宗教)への入信を禁止したもの(高36.5cm・幅61.5cm)。ちなみに堺県は、慶応4年(1868)~明治14年(1881)まで存在した県で、一時は現在の大阪府域から奈良県域までを管轄しました。
※写真は和泉市教育委員会所蔵のもの。現在は個人蔵のものを展示中です。
2 「西横山村議案綴」など「和泉市旧町村役場公文書」
明治22年(1889)には現在の和泉市域に12の行政村が誕生しました。今回展示するのは、これらの役場で作成された議事録など。いずれも平成23年(2011)に市の指定文化財に選ばれました。
3「広報いずみ」第4号 市章制定時の記事 昭和32年(1957)2月16日発行
和泉市は昭和31年(1956)に和泉町など7町村が合併して成立し、昭和35年(1960)に八坂町・信太村と合併して市域が確定しました。市章と市歌は昭和32年に市民からの公募によって選ばれました。
4 軍服・軍帽
日露戦争期(1904-1905)陸軍騎兵軍曹の軍服。寄贈時にはブリキの箱に「祖父の遺品として永久に保存する」との旨が記されていました。
5 遺族台帳
十五年戦争期(昭和6年の満州事変~昭和20年の敗戦まで)には、現在の和泉市域から出征した軍人のうち、1500人余の方が亡くなりました。展示する遺族台帳は「和泉市旧町村役場公文書」の一部です。
6 大阪府傷痍軍人会和泉市部旗と軍靴
負傷しながら戦場に命を得た傷痍軍人は、昭和27年(1952)に日本傷痍軍人会を結成し、各地で地方組織を発足させました。展示する旗は、平成26年(2014)に和泉市傷痍軍人会・同妻の会から和泉市教育委員会へ寄贈されたものです。
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このほかにも多数の資料を展示しています。ぜひお越しください。
和泉市いずみの国歴史館
〒594-1152 和泉市まなび野2番4(宮ノ上公園内 まなびのプラザ)
電話・ファックス 0725-53-0802