展示が始まりました!ー「黒鳥村文書」からみた中世社会
4月15日(土)より、和泉市いずみの国歴史館令和5年度春季企画展 「『黒鳥村文書』からみた中世社会」の展示が始まりました。
この展示では、大阪府指定文化財である「黒鳥村文書」全44通を一挙公開します。
「黒鳥村文書」は平安時代から室町時代に書かれた古文書で、中世の開発・流通・信仰に関する内容を読み取ることができます。
また黒鳥町長楽寺での調査で見つかった仏像・仏画・経典なども紹介。
全国的にも貴重な「黒鳥村文書」をぜひご覧ください。
展示期間は5月14日(日)までの1ヶ月間になっております。お早めにお越しください。
詳しい展示内容や概要は前回の投稿記事や和泉市のホームページからご覧ください。
この展示に際して、3月に開催し好評をいただいた 第3回和泉市文化遺産フォーラム「『黒鳥村文書』からみた中世社会」のアーカイブを期間限定で配信します!
このフォーラムでは、仁木 宏氏(大阪公立大学 教授)、大澤 研一氏(大阪歴史博物館 館長) 、村上 絢一氏(和泉市教育委員会 学芸員)、向井 伸哉氏(大阪公立大学 准教授)の4人が登壇し、「黒鳥村文書」を解き明かし、フランス史との対比のなかで日本における中世社会の特質を考えます。
今回の展示資料「黒鳥村文書」の理解にぜひお役立てください。
視聴はこちらから
配信期間:令和5年(2023)4月15日(土曜日)~5月14日(日曜日)
無料(通信費は視聴者負担)・申込不要
録画・録音はご遠慮ください。
「黒鳥村文書」からみた中世社会(和泉市いずみの国歴史館 令和5年度春季企画展)
「黒鳥村文書」からみた中世社会_和泉市いずみの国歴史館令和5年度春季企画展チラシ
大阪府指定文化財「黒鳥村文書」は、現在の和泉市黒鳥町にまつわる平安時代から室町時代に書かれた古文書です。中世の開発・流通・信仰に関する内容から、全国的にも貴重な史料として知られています。今回の企画展では「黒鳥村文書」44通を一挙全点公開します。また、近年の黒鳥町長楽寺の調査で発見された、「黒鳥村文書」と同時代の仏像・仏画・経典などを速報的に展示します。
概要
場所
和泉市いずみの国歴史館
〒594-1152 和泉市まなび野2番4(宮ノ上公園内 まなびのプラザ)
電話・ファックス: 0725-53-0802
開館時間
10時~17時(最終入館:16時30分)
入館無料
期間
令和5年(2023)4月15日(土曜日)~5月14日(日曜日)
期間中の休館日
4月17日、4月24日、5月1日、5月8日(いずれも月曜日)
主な展示資料
大阪府指定文化財「黒鳥村文書」44通(全点)[和泉市教育委員会所蔵]
- 「立石家文書」8通 鎌倉時代~室町時代
- 「河野家文書」36通 平安時代~室町時代
黒鳥町長楽寺旧蔵資料[黒鳥第一町会所蔵]
- 薬師如来坐像 平安時代~鎌倉時代
- 大般若経 平安時代~鎌倉時代
- 仏画 室町時代
- 棟札 江戸時代
記念講演会
「歴史と民衆の発見ー「黒鳥村文書」が問いかけるものー」
日時:令和5年(2023)4月22日(土曜日)午後1時30分から
講師:上川通夫(愛知県立大学教授)
定員:50人
申込:当日先着順(受付開始は午後1時から)
会場:まなびのプラザ(いずみの国歴史館)会議室
参加費無料
会場・お問い合わせ
和泉市いずみの国歴史館
〒594-1152 和泉市まなび野2番4(宮ノ上公園内 まなびのプラザ)
電話・ファックス 0725-53-0802
和泉地方の神功皇后伝説(信太の森ふるさと館令和4年度秋季企画展)
和泉地方の神功皇后伝説 信太の森ふるさと館令和4年度秋季企画展チラシ
概要
場所
信太の森ふるさと館
〒594-0004 和泉市王子町914-1
電話・ファックス:0725-45-0605
開館時間
10時~17時(最終入館:16時45分)
入館無料
期間
令和4年(2022)10月21日(金曜日)~11月27日(日曜日)
展示担当
信太の森の鏡池史跡公園 協力会研究グループ
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、祝日の翌日
イチオシ!2(和泉市いずみの国歴史館 令和4年度企画展)
イチオシ!2 和泉市いずみの国歴史館 令和4年度企画展 チラシ
文化遺産活用課の職員が、各自のイチオシ文化財を紹介します。平成29年(2017)のイチオシ展に続く、第2弾となる今回の展示では、最新の調査成果を紹介し、当館の初公開資料を展示します。和泉市にまつわる、様ざまな時代と種類の文化財を、お楽しみください。
概要
場所
和泉市いずみの国歴史館
〒594-1152 和泉市まなび野2番4(宮ノ上公園内 まなびのプラザ)
電話・ファックス: 0725-53-0802
開館時間
10時~17時(最終入館:16時30分)
入館無料
期間(前期と後期で、展示資料の全てを入れ替えます)
前期:令和4年(2022)10月15日(土曜日)~12月18日(日曜日)
後期:令和5年(2023)1月14日(土曜日)~3月19日(日曜日)
休館日
月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日(土曜日・日曜日は開館)、展示入替期間、年末年始
主な展示資料
いずみの国歴史館で初めて出陳する資料
「葛の葉二度の子別れ」屏風 二曲一双 今岡一穂作(現代:和泉市教育委員会蔵)
浮世絵 蘆屋道満大内鑑 三代歌川豊国(江戸時代:和泉市教育委員会蔵)
絹本 阿弥陀如来絵像(室町時代:父鬼町観音寺・春木川町地蔵講蔵)
惣ヶ池遺跡出土 小形仿製鏡(弥生時代:和泉市教育委員会蔵)
森家(納花町)祈祷札(江戸時代ほか:和泉市教育委員会蔵)
「香月」水彩画 甲斐千鶴作(現代:和泉市教育委員会蔵)
弘法大師坐像(2躯)(江戸時代:団体蔵:初公開は1躯)
青銅鏡(中国前漢時代:和泉市久保惣記念美術館蔵)
河野家(内田町)屋敷図(江戸時代:個人蔵)
その他の資料
国史跡和泉黄金塚古墳ほか出土 円筒埴輪(古墳時代:和泉市教育委員会蔵)
上町遺跡出土 盾形埴輪棺(古墳時代:和泉市教育委員会蔵:市指定文化財)
黒鳥村文書「某立願文」(鎌倉時代:和泉市教育委員会蔵:府指定文化財)
マイ山古墳出土 太刀(古墳時代:和泉市教育委員会蔵)
和泉名所図会(江戸時代:和泉市教育委員会蔵)
ほか多数
歴史講座
「天から降ってきた阿弥陀様―江戸時代の泉州大念仏―」
日時:10月16日(日曜日)13時30分~
講師:山下聡一(市史編さん室)
「歴史遺産を救え!―失われゆく古民家」
日時:3月5日(日曜日)13時30分~
講師:永𡌛啓子(市史編さん室)
参加方法
定員:各回50人
申込:不要。当日先着順受付。
受付:13時から
会場:まなびのプラザ(いずみの国歴史館)会議室
新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によっては、変更・中止の場合があります。
知ってる?信太山の古墳たち(信太の森ふるさと館特別展)
概要
信太の森ふるさと館では、令和4年度特別展「知ってる?信太山の古墳たち」を開催中です。和泉黄金塚古墳、丸笠山古墳、信太貝吹山古墳などの発掘成果をわかりやすく紹介し、出土した埴輪や須恵器などを展示しています。
展示内容
1章「古墳ってなんだろう?」
2章「信太に登場した前方後円墳~和泉黄金塚古墳と丸笠山古墳~」
3章「いろいろな埴輪と古墳~信太貝吹山古墳と菩提池西古墳群~」
4章「小さな古墳がいっぱい?!~信太千塚古墳群~」
会期
令和4年(2022)8月13日(土曜日)~10月10日(月曜日・祝日)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、祝日の翌日(9/24は開館)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時45分まで)
場所:信太の森ふるさと館(〒594-0004 和泉市王子町914-1)
TEL/FAX:0725-45-0605
入館料:無料