今年も大賀ハスが咲きました
池上曽根史跡公園の大賀ハス、今年最初の開花は6月5日でした。
濃いピンク色の花は咲き始めにしか見られない色で、咲き終わる頃には淡いピンク色に変化します。
※池上曽根史跡公園では実生を行わないため、花托は開花終了後すべて切除しています
今年の開花ピークは過ぎ、現在は来年に向けて根に栄養を蓄えるため青々とした葉が力強く上がっていますが、この葉も見ごたえがありますので、ご来園の際はぜひご覧ください。
池上弥生フォトコンテスト受賞作品の発表
令和4年(2022)3月5日(土曜日)から4月25日(月曜日)までInstagramまたはTwitterで募集したフォトコンテストの受賞作品を発表します。
テーマ:開園から現在までの池上曽根史跡公園及び池上曽根遺跡に関わる写真
いずみの高殿賞(isao_1213さん投稿作品)
やよいの大井戸賞(guumo_caさん投稿作品)
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さくらサーカス賞(oldlens_loverさん投稿作品)
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特別賞(potewo1976さん投稿作品)
@izumikogane #池上弥生フォトコンテスト pic.twitter.com/xRlPAbKcGm
— ポテヲ (@potewo1976) April 4, 2022
イルカさん原画モニュメント「願い星」
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完成したモニュメント「願い星」
「信太の森ふるさと館」のある「信太の森の鏡池 史跡公園」は、葛の葉(白きつね)と童子丸(安倍晴明)の親子の別れを伝える葛の葉伝説ゆかりの場所です。ここに新しく、葛の葉伝説をモチーフとしたモニュメントが完成し、令和4年(2022)2月26日(土曜日)に除幕式を行いました。
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原画を解説するイルカさん
モニュメントの原画は、名曲「なごり雪」で知られるシンガーソングライター・IUCN国際自然保護連合親善大使のイルカさんに手がけていただきました。
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除幕式の様子
除幕式には、イルカさん、辻宏康市長、森久往市議会議長、末下広幸市議会副議長、前田幸子市文化財活性化推進実行委員長、小川秀幸教育長にご出席いただきました。
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和泉市ふるさと大使 伊奈木 紫乃さんによるヒストリータウンイメージソング「葛の葉異聞」披露

和泉市PR大使 いずみ太鼓皷聖泉による葛の葉伝説にちなむ太鼓曲演奏
完成したモニュメントは、多くの市民に親しまれています。なお信太の森ふるさと館では、イルカさん原画(複製)のほか、葛の葉伝説にちなんだ作品を展示しています。ぜひお越しください。
信太の森ふるさと館
開館時間 10時~17時(入館は16時45分まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土日の場合は開館)、年末年始、展示入替期間(不定期)
入館料 無料
交通
- 電車でお越しの場合は、JR阪和線北信太駅から、南へ徒歩20分またはバス乗車(約10分)です。
駅からバスでお越しの場合は、南海バス「北信太駅筋」乗り場でバスに約10分乗車し、「鶴山台センター」で下車して徒歩5分です。詳細は南海バスのホームページをお調べください。 - バスでお越しの場合は、南海バス「鶴山台センター」で下車して徒歩5分です。詳細は南海バスのホームページをお調べください。
住所 和泉市王子町914-1
電話、ファックス 0725-45-0605
【YouTubeライブ配信】第2回和泉市文化遺産フォーラム
概要
テーマ:織物と農業のまちから住宅都市へ
高度成長期以降の和泉市の変貌を明らかにします。
『和泉市の歴史8 和泉市の近現代』の刊行を記念するフォーラムです。会場(和泉市いずみの国歴史館)の様子を、和泉市文化財活性化推進実行委員会のYouTubeチャンネルでライブ配信します。
登壇者
高岡 裕之(関西学院大学 文学部)
報告タイトル:和泉市における「高度成長」・「ポスト高度成長」と地域開発
佐賀 朝(大阪市立大学 大学院文学研究科)
報告タイトル:和泉市域の近代化―伝統社会の持続と解体に注目して―
山下 聡一(和泉市教育委員会 市史編さん室)
報告タイトル:市史編さん事業の四半世紀と地域の変化
日時
3月19日(土曜日)午後1時30分~午後4時
和泉市文化財活性化推進実行委員会のYouTubeチャンネル
「あしあと―近現代の和泉市―」展示紹介2
和泉市いずみの国歴史館 令和3年度冬季企画展「あしあと―近現代の和泉市―」は会期の後半を迎えました。テーマは行政・戦争・教育・開発。今回は教育と開発に関する展示資料の一部をご紹介します。
【期 間】令和4年(2022)1月15日(土曜日)から令和4年(2022)3月21日(月曜日・祝日)
【開館時間】午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
【休 館 日】毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、祝日の翌日(土日の場合は開館)
1 「小学読本」 明治6年(1873)
明治時代に刊行された教科書。文部省が編纂した内容を堺県の御用製本所が木版刷りで刊行しました。写真の『小学読本』は、堺県が明治6年(1873)に納花村に設置した四十三番小学のもの。現在の国分・平井・黒石・納花・鍛冶屋・浦田・万町・三林・和田の各町に住む子どもたちが通いました。
2 和泉市内を走る鉄道の資料(個人蔵) 昭和~平成
昭和4年(1929)に開通した阪和電気鉄道は、昭和15年(1940)に南海電鉄山手線となり、昭和19年(1944)に国有化されました。これが現在のJR阪和線の前身です。昭和46年(1971)には泉北高速鉄道の中百舌鳥ー泉ヶ丘間が開通し、昭和52年(1977)には光明池駅まで延伸され、平成7年(1995)には和泉中央駅まで延伸されました。ここでは阪和電鉄の切符などを展示しています。コレクターの熱い想いが伝わってくるようです。
3 旧広報課「市制施行・庁舎竣工記念行事 スナップアルバム」
令和3年(2021)の旧庁舎整理時に発見されたアルバム。昭和33年(1958)10月27日に行われた開庁式の様子などが写されています。テープカットは当時の横田磯治市長。昭栄通りや府中中央通りの街並みも収められています。
4 昭和45年(1970)信太山惣ヶ池遺跡保存要求署名簿
1960年代に行われた鶴山台団地の造成時には、弥生時代の高地性集落跡「惣ヶ池遺跡」が発見されました。この頃「池上曽根遺跡」や「観音寺山遺跡」もまた開発にともなう遺跡の破壊に直面しており、地元住民や市民団体は、和泉三大弥生遺跡を守る実行委員会を結成して、遺跡の保存運動を展開しました。昭和43年(1968)には和泉市議会も、三大弥生遺跡保存要請決議を採択しています。
5 昭和45年(1970)撮影「学校航空写真」アルバム
令和3年(2021)の旧庁舎整理時に発見されたアルバム。半世紀前に撮影された市立小学校の航空写真には、田畑の多い当時の風景が写されています。
6 開業当初の和泉中央駅周辺写真
和泉中央駅は、平成7年(1995)に開業しました。それに先立つ平成3年(1991)には、いぶき野・はつが野・まなび野・あゆみ野の新町名が定められており、平成4年(1992)には、いぶき野地区で「街びらき式」が行われていました。この写真には、駅周辺の商業施設やマンションが建設される以前の様子が写されています。
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このほかにも多数の資料を展示しています。ぜひお越しください。
和泉市いずみの国歴史館
〒594-1152 和泉市まなび野2番4(宮ノ上公園内 まなびのプラザ)
電話・ファックス 0725-53-0802