【展示】信太の森ふるさと館秋季企画展

2018/09/28

近世の信太山周辺の村むらー寺社とその伝承ー

信太の森の鏡池史跡公園協力会(研究グループ)が調査した、江戸時代後期の信太郷の村々の実勢・水利・寺社・名所旧跡を取り上げ、現在の地域に残る寺社の文化財と信仰を紹介します。

会  期 2018年 10月3日(水)から11月11日(日)まで
会  場 信太の森ふるさと館(和泉市王子町914-1) 入館無料
開館時間 午前10時から午後5時まで(入館は午後4時45分まで)
休 館 日  月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日(土日は開館)
主  催 信太の森の鏡池史跡公園協力会 研究グループ

〈関連企画〉歴史講座 近世の信太の村文書

村の文書より、近世の信太の村の生活と文化を紹介します。

とき 2018年11月3日(土・祝) 午後1時30分から午後3時30分
講師 山下 聡一(和泉市教育委員会)
会場 信太の森ふるさと館 学習室
定員 45名(当日先着順、午後1時から受付)

 

問い合わせ先
信太の森ふるさと館 (和泉市王子町914-1)
電話、ファックス 0725-45-0605

【展示】いずみの国歴史館平成30年度秋季特別展

2018/09/27

和泉市の歴史7『和泉市の近世』刊行記念
時をかける文書

 

和泉市いずみの国歴史館では、和泉市の歴史7『和泉市の近世』の刊行を記念し、秋季特別展を開催します。
和泉の村々には、たくさんの古文書が伝えられています。本展では、これらの史料の内容はもちろんのこと、史料を守り伝え続けた村と家に注目しながら、近世和泉の村の姿を読み解きます。
さらに、今年が明治150年にあたることから、明治期の古文書や公文書も展示。近世から近代への移行についても展望いたします。

展示構成
1 今在家村ー庄屋家と座の文書ー
2 万町村ー座の文書と庄屋伏屋家ー
3 春木川村ー庄屋の文書と伯太藩ー
4 江戸から明治へ
5 神様・仏様の明治維新

会場 和泉市いずみの国歴史館(和泉市まなび野2-4)
電話・ファックス 0725-53-0802
会期 平成30年10月13日(土)から平成30年12月12日(水)まで
開館時間 午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日(土日は開館)、10月1日~10月12日(展示入れ替えのため)
入館料 無料

いずみの国歴史館秋季特別展ちらし

 

記念講演会

10月14日(日) 午後2時~ (開場 午後1時)
「近世の和泉ー村と家を基盤とする時代ー」 塚田 孝氏(大阪市立大学大学院教授・和泉市史編さん委員)

11月17日(土) 午後1時30分~ (開場 午後1時)
「古文書の保管と伝来ー家文書と村文書ー」 山下 聡一(和泉市教育委員会)

12月1日(土) 午後1時30分~ (開場 午後1時)
「神様・仏様の明治維新」 森下 徹(和泉市教育委員会)

各回とも、和泉市いずみの国歴史館会議室にて。定員80名(先着順)・申込不要・無料

【シンポジウム】府中遺跡を考えるVol.1

2018/03/23

去る3月21日、
地域の特色ある埋蔵文化財活用事業関連シンポジウム
「府中遺跡を考えるVol.1 ~府中遺跡とマツリ~」
を開催しました。

府中遺跡は、縄文時代から現代に至るまでの生活の痕跡を辿ることができる「複合遺跡」で、JR阪和線 和泉府中駅の東側一帯、南北0.9km、東西1kmの範囲に広がっています。
平成16年から平成24年にかけて実施された、和泉府中駅前再開発工事に先立って、約14,000㎡にも及ぶ範囲を発掘調査しました。
発掘調査では、木樋を伴う導水施設や、水が流れ込む水路の縁に川原石を敷き詰めて整地した状況が読み取れました。
現在、この府中遺跡から見つかった遺物の再整理事業を行っており、その結果、これらは水を用いた祭祀の跡であることがわかってきました。
この成果を踏まえ、府中遺跡の弥生時代から古墳時代を中心とした「マツリ」について考えるシンポジウムを開催しました。

和泉市教委文化財振興課の担当職員による事例報告「府中遺跡のマツリー整理作業の成果からー」のほか、大阪市立大学の岸本直文先生にもお越しいただき、「古墳時代の祭祀と府中遺跡」についてご講演いただきました。
全国のさまざまな事例をご紹介いただき、改めて府中遺跡の調査・再整理の意義を考える機会となったと思います。

後半は、ディスカッションを行い、府中遺跡の再整理事業の今後の展開への期待がより一層高まりました。

本事業のシンポジウムは、来年度以降、Vol.2、Vol.3の実施も計画しています。
今後のシンポジウムにもどうぞご期待ください。

【講座】「府中遺跡のすべてVol.1」

2018/02/08

 

和泉国府跡を含む府中遺跡は、長年の発掘調査により、縄文時代から現代まで連綿と続く人の営みが判明し、和泉の中心地として、その重要性が注目されています。しかし、大小様々な規模で幾度も行われた調査は、それぞれに整理作業が行われ、成果も各調査ごとに完結していたため、遺跡の全体像を把握することが困難な状況でした。
そこで、平成29年度に「地域の特色ある埋蔵文化財活用事業費国庫補助」の採択を受け、府中遺跡の再整理を実施しました。その成果を広く知っていただけるように、歴史講座を開催いたします。

 

平成30年2月10日(土曜日)

「発掘調査からわかる府中遺跡―平成29年度再整理成果報告―」上田 裕人(和泉市教育委員会文化財振興課)

平成30年2月24日(土曜日)
「府中の古代のまつり」千葉 太朗(和泉市教育委員会文化財振興課)

【各回共通】
会場:和泉市いずみの国歴史館
時間:13時30分から15時まで(開場は13時)
参加費:無料
定員:80名(申込不要)

和泉史塾③ 「宮・監・国府―まぼろしの和泉宮」

2017/07/13

いよいよ暑さも本番ですが、みなさまいかがおすごしでしょうか。

さて、和泉市いずみの国歴史館では、去る7月12日、和泉史塾の第3回目「宮・監・国府―まぼろしの和泉宮」を開催しました。

今回も予想を大きく上回るお客様で満員です。
定員オーバーで急きょ座席を増設するも、それでも足りない状態で…。
ご不便をおかけいたしました。
暑い中お越しくださいましたみなさま、本当に本当にありがとうございます。

今回は、大園(おおぞの)遺跡や府中遺跡の最新の発掘調査の成果をもとに、奈良時代に和泉に設けられた宮や国府についてご紹介しました。
質疑応答も活発で、みなさんのご関心の高さが窺えました。

次回松尾寺の仏具―新指定の独鈷杵・三鈷杵は、8月9日(水)15時~の開催です。
次回はなんとなんと、久保惣記念美術館からのゲスト講師!
どんなお話を聞けるか、筆者も非常に楽しみにしております!
みなさまのお越しをお待ちしております。

☆和泉史塾は、2017年5月から2018年2月までの、毎月第2水曜日に和泉市いずみの国歴史館で開催する歴史講座です。
全10回講座のうち、9回以上ご出席の方には記念品を、7回以上ご出席の方には認定証を贈呈します。もちろん、お好みの回だけの受講も大歓迎です!
参加費無料、事前申込不要です。
くわしくは、過去の記事https://izbun.jp/blog/39をご覧ください。
なお、駐車スペースには限りがございます。公共交通機関をご利用ください。

和泉市文化財活性化推進実行委員会ブログ